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【ネパール】ヒマラヤ自転車ツーリング1日目

まえがき

先日BSでヤックアタックというレースの番組がありました。

 

何年か続いているMTBのレースなので、シクロワイアードなどでも取り上げられています。

自分はこの番組を以て初めて知りました。

気になって調べてみると、ヤックアタック以外にヒマラヤに自転車で行った分かりやすい情報が出てきません。

ここに行って知見を公開すれば、日本の自転車文化にとって貢献度が大きいと考え、行ってみることにしました。

 

 

多くの人は、ヒマラヤというと命の危険もあるような、危険なイメージを持つかと思います。

自分も同じ認識だったのでした、が、これは誤解でした。

まずヒマラヤと言えば登山のイメージですが、ここまではあっています。

ただ、日本語だと一律に登山と言いますが、ネパールではマウンテニアリング的な登山と、トレッキングの登山が明確に区別されていて、場所や必要な許可証の種類も違います。

確か標高6,000mをしきい値に分かれていたような。

普通の人がヒマラヤ登山と聞いてイメージするのが、エベレストに登るような前者の登山。

そして後者のトレッキングの方のルートを自転車で行く、というのが今回実施した内容です。

話を戻すとヤックアタックは、これと同じルートでレースを行ったものとなっています。

 

1日目

上海、成都を経由して、カトマンズへ向かいます。

チケットは中国国際航空で往復14万円で4月の末に購入。

知人に聞いたところ、日本からカトマンズへは1回乗り換えというのが一般的みたいです。

しかしゴールデンウィークの航空券を1ヶ月前に購入したのは、素直に自分の落ち度。

素直に面倒くさい2回乗り換えをこなします。

 

ちなみに、最初はスカイチケットという、初めて聞いた旅行会社でチケットを予約した時は、往復8万円で予約することができました。

しかし、購入することができませんでした。

どういうことかというと、航空会社が予約を保持してくれる期間が短く、こちらからの入金が間に合わないらしい。

カード決済してくれればいいんですが、それができない事情があるようです。

結局、DeNAのやってる旅行会社でカード決済で14万円で購入しました。

 

中国国際空港は少なくとも輪行袋輪行する分には、追加料金が必要ありません。

3辺の合計が250cm、重量が23kgまでの荷物を2個まで預けることができるからです。

ANAは2個の合計が20kgなので、かなり甘い方と言えます。

自転車に対するサイズ免除等があるのかは不明です。

航空会社の規則を確認したところ、「自転車等に関しては別途お問い合わせください」と書いてありました。

 

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ただしサイドバッグを使う場合、2個の制限に収めるために、このように縛る必要があります。

写真ではベルトを使っていますが、空港にはラッピングサービスがあるのでそれを使ってもいいと思います。

 

なお飛行機輪行については、こちらの記事も御覧ください。

otakuhouse.hatenablog.com

 

中国の入国は日本入国に毛が生えた程度の手間でした。

日本人だからか分かりませんが。

ビザも特に必要なく、空港の外にも外出できます。

そう言えば、入国カードの入国理由に「乗り換え」がないのは何故だろう。

 

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中国の空港は、ターミナルから空港内をバスで移動して、地面から飛行機に搭乗することが多かったです。

構造の欠陥を運用でカバーしている感じです。 

 

上海空港は初めてでしたが流石に都会で国際感がありました。

おしゃれっぽい飲食店のビールがヒューガルデンだったり、微妙に垢抜けないところはありますが、ローカル感ゼロで紋切り型の美味しさでした。

 

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中には免税店の中にはチベット仏教製品も。なんだかポリティカルな感じ。

 

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成都空港の椅子で一泊します。

成都空港の乗り換えはなかなか大変でした。

まず上海空港も含め、中国の空港はバゲージスルーできないので、荷物を乗り換ごとに受け取って、保安検査を通す必要があります。

保安検査自体はゆるい感じですが。

次に成都空港の構造的に問題があります。

国際線と国内線のターミナルが別になっていて、その間の移動手段が徒歩になっているところです。

シャトルバスというかゴルフ場のカートを大きくしたようなやつが走ってましたが、自転車は載せられなさそうでした。

 

今回は1泊なので時間が沢山ありましたが、乗り換え時間が少ないと厳しいですね。

航空券って空港に依存した乗り換え時間も考慮されているのでしょうか。

 

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中国国際航空のような大きな企業でもカタカナはこんな感じなので、中国製品のカタカナ表示がまともになる日は遠そうだ。

人力OCRとかやってるんでしょうか。

 

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